第4章 新しい仲間
最悪だ...
私の12年の思いはなんだったの?
和くん
私はあなたにとってなんでも
なかったんだね
気がつけば休み時間になっていた
「...おい...」
誰かの声がするなー
「おい真由!」
『ひゃっひゃい‼』
声がするほうをむけば、
いじわるそうな顔おした
潤くんがいた
「なんだよひゃいって笑」
『びっくりしたの!』
そういって私は口をとがらせ
ぷいっと違う方をむいた
そしたら和くんの姿がみえた
1人で席に座りながら
私たちのやりとりをみて
笑っていた
「仲良いんですね
日向さんとJって」
『じっJって...!』
和くんは幼稚園で英語を覚えたとき
うれしくてずっと潤くんをJってよんでいた