第11章 すれ違い
「影山‥おはよう」
「日向‥」
「何で‥昨日キレたんだよ‥」
影山は目をそらし教室に向かった
里奈は影山を見つけるとはなしかけた
「今日さ‥話したいことがあるんだけど‥」
「‥今日‥無理だ」
「あっ‥でもすぐにおわるからさ」
授業が終わり影山に話しかけるも影山は反応がない
「影山くん‥」
屋上に 里奈は向かうと泣き出した
日向は影山を探しに学校を走りまくっていた
「影山ぁぁぁぁ!どこだぁぁぁぁぁ!」
日向は影山がいそうな場所を探すが見つからない
「もしかして‥」
日向はある場所に向かった
「‥!?日向‥」
「やっぱりここにいた‥」
「何しに来た」
「はやくいってあげろよ!! 里奈さん‥待ってる!」
影山はまた目をそらした
「すれ違ったままでいいのかよ!!!」
「いいわけねぇだろ!」
「 里奈さん‥泣いてた‥」
影山は深呼吸をした
「 里奈はどこにいる?」
影山は走りだした