第1章 影山との再会
私の中学の時の成績はまぁまぁ
良くもなければ悪くもない
私が通っていた中学の近くにはスポーツが出来る施設があった
私はよくそこでバレーボールの試合を見るのが大好きだった
そこにいたのが影山飛雄
「影山くん‥お疲れ様」
「おう!」
私はその時影山くんが好きだった
初恋は影山だった
だが中学は違ったため話す機会があまりなく気持ちは伝えなかった
中学を卒業をする頃には影山の事は忘れていた
そして烏野高校に入学した
今はバレーボールのマネージャーをしている
最初は気づかなかった
烏野に影山がいたなんて‥
声をかけられるまで気づかなかった
マネージャーをしているのも影山に誘われたからだ
でも今は影山の事をあの時みたいに好きとは思っていない
「なぁ影山‥あの子と知り合いなんだよな?」
「あぁ」