第8章 及川
帰り道一緒に帰っていると及川にあった
「あっ二人ともやっほ!」
「及川さん‥昨日はありがとうございました。おかげで 里奈にちゃんと想いを伝えられました」
影山は軽く頭を下げた
「影山くん‥もしかして及川さんに相談したの?」
「あっあぁ」
「私も昨日及川さんに相談したんだけど‥」
二人は及川を見つめた
「だって‥二人から相談されたからさ‥で? 里奈ちゃんは返事したの?」
「振られました‥」
影山はそう言った
里奈は驚き影山を見た
「そっか‥残念だったね」
「失礼します」
「あっ‥待ってよ影山くん!」
里奈は慌てて影山を追いかけた
「本当に振られたのかな‥?」
及川は疑問に思いながらもそのままにした
「影山くん!何であんな事言ったの?」
「‥‥‥」
「ねぇ!影山くん!」
「わりぃ‥でも‥その‥辛くなりそうだったから‥俺が‥まっまた明日な」
「あっ‥」
影山は走って帰ってしまった