第7章 後悔
「私‥中学の時影山くんに恋したの!初めての恋」
「今じゃ‥もう遅いって事‥か?」
「今は好きな人はいないよ‥でも‥あの時みたいに大好きってわけじゃないんだ‥ごめん」
二人はあの時両思いでお互いそれに気づかなかったのだ
「あの時‥告白していれば‥良かったんだね‥」
里奈は後悔した
なんであの時勇気をだして告白しなかったのか
「両思い‥だったのか‥」
それは影山も同じだった
「 里奈‥俺とは付き合えないんだよな?」
「今ここで私が影山くんを振ったら影山くんの気持ちは変わっちゃうよね?私が後でやっぱり好きって言っても無理だよね?」
影山は 里奈をそっと抱きしめた
「振られたら‥悔しいけど‥でも 里奈が好きという気持ちは変わらない」
里奈はその言葉を聞き泣き出した
「無理に付き合う必要はないからな‥」
里奈ゆっくり頷いた
「‥今頭色々混乱しててさ‥」
「そうだよな‥俺もだ」