*tell me love you*~永遠の愛を君と~
第6章 過去編 青葉城西 →君を探しに
蒼葉Side
私は先輩に話があるからと言われ、先輩に付いて行った。
来たのは体育館倉庫。
蒼「話ってなんですか?」
神「バスケ部辞めてくれないかな?」
あ、はい。そうですか。分かりました。って言って辞める子いないでしょ。
馬鹿なのこの先輩笑
神「それにさ、私彼氏欲しいんだよねー。
蒼「だから何ですか?私そんな話聞くためにここに呼ばれたんですか?くだらないですね。帰ります。」
と背を向け体育館倉庫から出ようとした。
すると、私の腕をギリっと掴んだ神埼先輩。
それも昨日ボールで思いっきりぶつけられたところ。
蒼「痛い!!」
神「私の屈辱味わってみなさいよ。あなた忘れたの?」
蒼「何のことですか?」
神「中学県代表全国大会で私は、その時東京にいたの。中3最後の大会であなたに言われた言葉がむかつくのよ」
県代表全国大会 決勝戦
神埼Side
「勝ったのは宮城県代表のチームだー!!!!!」
盛り上がる会場、歓声が鳴り止まない中、私は宮城代表チームの主将に挨拶をした。
神「すごかったわ。さすが星爽がいるチームはすごいです。」
蒼「そりゃそうですよ。あなた達より努力してるし、天才の塊ですから、まぁ東京って言ってたから、どれだけ強いのかと思ったら、そうでもないんですね。ま、楽しかったですよ」
と言って星爽は離れた。
私はこの時憎いという感情が芽生えた。
あいつより上手くなって、あいつを見下すと。