*tell me love you*~永遠の愛を君と~
第3章 過去編 青葉城西
青葉城西 過去編
蒼葉Side
私は青葉城西でバスケ部だった。
高校一年生の9月までバスケ部だったけど、辞めて、男子バレー部のマネージャーをやった。
バスケ部を辞めた理由。
先輩からのイジメだった。
県代表のメンバーで私が選ばれたのが気に食わなかったみたい。
自分の努力でここまで頑張ってきたのが、水の泡となった。
私は小さい頃から、バスケが大好きだった。
小学4年の時、ミニバスの県代表で出て、全国優勝を果たした。
テレビなどで取り上げられた私はみんなから、星のようにキラキラしてて、爽やかだよね。と言われるようになり、バスケのコートネームは星爽(そら)と呼ばれるようになった。
高校に入ってからは、一年生唯一のスタメンとなり、先輩から色々言われるようになった。
「県代表だからってうちらのこと見下してるんじゃないの?」
「努力してもないくせに」
と毎日言われていた。
でも私は、それを毎回言われるため無視していた。
先輩はそういうことしか言えないのだろうか。
くだらない。
ある日の部活、私はシュート練習をしてた時、違う部活の先輩から話しかけられた。
?「キレイなシュート打つね。」
蒼「ありがとうございます。」
と言って、練習を続けた。
?「その手首どうしたのすごく青いよ?」
ふと見ると、右手首が青くなっていた。
....昨日ボールぶつけられたからかな。
蒼「いえ大丈夫です。心配なさらずに。」
?「もしかしてだけど、同じ部活の子にやられた?」
私はギクッとした。
何でわかるんだろ。
?「最近、君いじめられてるでしょ?」
蒼「そんなことありません。」
私はこの人と話してると、全て聞かれてしまうと思い、逃げようとした。