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ウェディングプランナー(R18) Hi-Q

第6章 ウェディングブーケ



『ちょっと、及川!
練習以外の時間を全部、
女遊びにあてるの、やめてくんない?
バレー選手のイメージを損なうような
ことされちゃ、困るんだけど。』

『やだなぁ、早瀬女史、怖い顔しないでよ。
せっかくの美人が台無し!』

『私の仕事は、全日本のイメージアップ。
スキャンダルの処理なんかしないからね!』

『でも、しょうがないじゃーん。
女の子に優しくしてあげた方が、
ファンも増えるし、
バレー人気の為にもなるじゃん。』

『あのね、本気で優しくすんならいいわよ?
でも及川のは、
日替わり定食みたいにコロコロ変わるんだから。
ファンになるどころか、却って恨まれるでしょ!』

『日替わり定食って、例えが古~い(笑)』

『黙れ、この、女たらし!
とにかく、彼女以外の女性とは
食事に行くくらいでやめといてくれる?』

『俺は"みんなの及川さん"だから、
特定の彼女なんか、作らないよ。
それに、食事だけなんて、
楽しくもなんともないじゃん。
せっかく下着までオシャレしてきてくれる
レディたちの期待を裏切るなんて、
男のやることじゃないね。』

『(怒)あんたって人は…
本気ならともかく、遊びで妊娠なんかさせたら
バレーどころの話じゃなくなるのよ!』

『…ねぇ、早瀬女史。
あのさ、俺って、顔がいいのと
バレーがうまいのだけが取り柄じゃん。』

『そうね、その通り。』

『ムム…ま、いいや。
俺は今んとこ、女性を一人に決める気はない。
だけど、バレーが出来なくなるのは困る。
でもって、健康体の20代男性。
溜まるもんは溜まります。
そういう時は、どーしたらいいの?』

『…私に聞かれても困るけど。』

『じゃあさ、こういうのは、どう?』

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