第18章 誓いの言葉
(エピローグ)
突然の、
小さな、
そして密やかな結婚式。
『夜っくん、またな!』
『夜久さん、ありがとうございました。』
『夜久君、うちの時も頼むわ!』
赤葦様、小春さん、
そしてご友人の皆様方もそれぞれ、
とっても幸せな顔で帰っていかれました。
その後ろ姿を見送る、
私と夜久君。
『夜久君のバレー仲間って、
みんな個性的で素敵だね。』
これまでここで式を挙げてくださった
烏野高校、青城高校、そして木兎様も
みんな、夜久君繋がりのご縁。
『赤葦君とこ、3年ぶりに会って
その日にプロポーズって、すごくね?』
『すごいよね。
まさに、運命の人、なんだろうなぁ。
背負うものが大きいのも
それはそれで大変だろうけど…
ちょっと憧れるな、
あんなドラマみたいな恋愛。』
『…みんな、ピッタリの相手、
よく探すよ。すげーと思うわ。』
『あれ?夜久君、もしかしてまた
夏希ちゃんとケンカ中なの?
懲りないねぇ、君たちも。』
『…うっせ。男もいねーヤツに
言われたくねー。』
『うっ…傷つけ方が的確でムカつく!』
~幸せな皆さんの大切な一日を
お手伝いする私達が
案外、縁遠い、というのは
どういうことなんでしょうか(笑)
それにしても、
本当に、ドラマのような
素敵なお二人、
素敵な仲間の皆さん。
この場に立ち会えて
私も、感謝でいっぱいです。
木兎さんご夫妻、
どうぞ変わらないラブパワーで
ますますご活躍下さい、
応援してます!
木葉秋紀様、エリ様、
いつか幸せのお手伝い、させて下さいね。
そして、赤葦京治様、小春様、
まことにおめでとうございます。
どうぞ、いつまでも末永く、
お幸せに!!