• テキストサイズ

ウェディングプランナー(R18) Hi-Q

第5章 ヴァージンロード~月の道~



蛍は、語学が得意だ。
英語・イタリア語・中国語は
ビジネスレベルまでマスターしていて、
その語学力を武器に
全日本のバレーチームの
広報担当として就職。

高校を卒業してからはバレーもやめていたし、
人と話すことが好きだとは到底思えない蛍。

なのに、
『バレーの広報』という仕事を選んだことに、
私は驚いた。

『どうして?』と聞くと、
蛍はフフンと笑って
こんな風に答えたっけ。

『どんな仕事についたって、
誰とも話さないわけにはいかないデショ。
だったら、社交辞令が必要な日本人より
外国人と話す方がやりがいあるって。
それに、俺…』


トップクラスのバケモノたちに
興味があるんだよね。
ヤツラの、試合で見れない部分に。



…私にはよくわからないけど、
やっぱり蛍は頭がいい。
いろいろ、考えてるみたいだ。

/ 1378ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp