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ウェディングプランナー(R18) Hi-Q

第14章 祝福の拍手




アキを、ギュッと抱き締める。

『ごめん、体、冷えちゃったね…』

『忠くん…あっためて…』

アキを抱き抱えて、ベッドにおろす。
そして俺も、全部、脱いだ。
素肌で、温めてあげたい。

アキの上に覆い被さり、
体をピッタリと重ねる。

女の子にしては背が高いアキだけど、
こうして重なると、
俺よりはずっと小柄で華奢で、
でも柔らかでなめらかで…

俺が守ってあげたい、と改めて思う。

もう二度と、
あんな悲しい顔は、させない。


『…忠くん、あったかい…』

『アキ、さっきはごめん。
あれ、恥ずかしいけど、嫉妬だった。
でも…
アキの口から
ちゃんと気持ちを聞かせてもらえて、
すごく嬉しかったよ。

俺、アキに恋して6年たつけど…
諦めなくて、ホントによかったな。』

触れあった肌から
お互いの体温が行き交って、
二人の体が1つに溶け合う。

『忠くん…』

『ん?』

『私が忠くんと結婚したい気持ちを
証明したいから…』

『?』

アキが、耳元で囁いた。

『今日は…そのまま…ナカに…出して…』

『…アキ?!』

『忠くんの…全部が欲しい。
早く結婚して、忠くんの子供が欲しい。
これが、私の、気持ち。』

『…いいの?』

『うん…お願い…』

『俺、ナカで出すの、初めてだ…』

びっくりして、
つい、そんなどうでもいいことを
口走ってしまった。

そしたらアキが
クシャッと、恥ずかしそうに笑う。

『あのね、当たり前かもしれないけど…
私も、ナカで受け止めるの、初めてだから。
私の最初の人で唯一の人が、忠くん。』

なんだ?
この嬉しい響き。
男って単純だ、って思われてもいい。

俺、今、モーレツに、トキメイテル!!



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