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ウェディングプランナー(R18) Hi-Q

第2章 スペシャルウェディング




『アキ、結婚しよう!』

『うん、うん!まず、家族に紹介しなくちゃね。』

『ウェディングドレス、
アキに似合うだろうなぁ。』

『…旭君。結婚式はしないって…話したよね?』

『うん。あの話は、おれも納得したよ。
だけど俺、やっぱり
アキのウェディングドレス姿が見たいんだ。
アキの夢の遠回りにならないように。
でも、俺達の一生の思い出になるように…
ほら、これ。』

ハガキを見たアキは
本当にびっくりしていた。

『旭君、たった一組に当選するなんて、スゴい!』

『俺、ガリガリ君だって 当たったことないのにな。』

『一生分の運を使っちゃったんじゃない?』


俺はアキの手を強く握って言った。

『ここから先の人生は、もう、運には頼らないよ。
アキと俺でさ、
ゆっくり、ひとつづつ、実現していこう。』

…こんなことを言う俺をみたら、
大地や菅は笑うだろうな。

また、あいつらの顔が思い浮かんだ。



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