第27章 ウェディングプランナー
俺の右手も、指を二本、挿し込む。
『…は、ぁ、…黒尾さん、ヤバイ…』
『そりゃヤベェよな。
指、四本もくわえこんでさ。
見てみろ、ガラスに、エロい女、
映ってるって。あれ、誰だろな?』
うっすら目を開けたアキ、
自分の姿をガラス窓で見たらしい。
ナカがビクンビクンと波打つ。
『見えただろ?
アキ、あんな顔でいっつも
電話越しにオナニーしてるんだ。
覚えて帰ろ。当分、オカズにできる。』
『…もう…黒尾さん…勘弁して…』
『イッたら、勘弁してやる。』
『…ほん、と?』
『ほんと。』
…多分、もう、すぐにでもイけるはず。
指を動かすのを我慢してるのがわかる。
自分の身体。どこにスイッチがあるのか
きっとアキは、わかってる。
『ほら、』
アキの背中に当たってる、
俺の欲棒を動かしてやる。
『わかる?俺のも、もう、こんななってっし。』
『わかる…カチカチのが背中に当たってる…』
『これで、突いてほしくない?』
『…欲しい…』
『なら、さっさと自分でイけ。じゃねーと、
このヤラシイ棒は、明日の夜に、お預け。』
『…黒尾さんの、バカ!』
そう言いながら、観念したように
自分のナカで指を動かし始めるアキ。
一緒にGスポットを指で刺激すると
『んぁっ!や、めて…ダメ…はぁ、はぁ、
もう、あ、そこ、そこ、ちょうど…や…』
身体をギュッと収縮させ、
指を奥深くまで沈ませながら
『…きゃ、ぁぁぁっ、い、くぅ…』
身体中の動きが、止まる。
動いてるのは、ナカのヒダだけ。
奥へ奥へと誘うような動きで
男を誘惑する。
『はぁ、はぁ、はぁ…』
息を荒げて崩れそうな身体を
背中から支えてやる。
『意地悪言って、ごめんな。
アキのエロい顔、たまんねぇ。
…ほら、もう、俺のも、こんな。』
まだ力が入らないアキの手をとり
俺の欲棒を握らせる。
条件反射、みたいに
握ったアキの手が
上下に俺をしごき始めるから
もう、さらに欲はサイズを増し、
それをくわえようとするから、
…まだ、肩で息、してるのに…
『だぁめ。今夜は、一番搾りから一滴残らず…』
ナカ、に、出すよ?