第1章 これからも、ずっと【イタチ&サスケ】
2016年
明けましておめでとうございます!
【あとがき】
サスケとイタチのほのぼのしたお話が書きたくて、年末だし年末の話にしよう!
と思い立って2日で書き上げたお話でした。
別名ミカン回です。
ミカンって単語何回出てきたのかな?
こんなはずでは…笑
イタチが中忍なりたてくらいのゴタゴタに巻き込まれる前、くらいの年末年始をイメージしました。
皆の距離もとても近くて仲良しの頃というのは本編ではほぼないので、番外編で書けてよかったです。
この話のあと、数年後にこの三人の関係がどうなるかというのはご存知の通りですので、先の展開を思うと最後のリエちゃんの思いはちょっと切なくもなりますかね。
リエちゃんの前ではイタチと同等でありたいサスケ。
尊敬する兄であっても、大好きな女の子と自分より仲良くされては嫉妬もします。
気に入らないとすぐ機嫌を悪くして、と思ったらすぐニコニコしてる
という子供っぽさを出したかったのですが、どうでしょう?
それにしても、ミカンあーんは現実ではしないよね。
指パクですからね。
そしてイタチは、とにかく幸せなひと時を…!の思いのみで書いてました。
その割にはこの出来か、という感じですが。
サスケに嫉妬されるのはもう仕方ないです。それも愛です。
どうでもいいことですが、彼が二人にミカンをむいてあげたのは
「手を汚したり、皮が千切れて上手く剥けないかもしれないから」という理由からでした。
イタチは可愛い子達には過保護です。
サスケが感じたように子供扱いですが、それも彼の優しさです。
言葉にしない為、昔からイタチの愛情はサスケには気付いてもらえない。
けれど、リエちゃんはイタチの気持ちをしっかり受け取っています。
そんなイタチを知っているからこそ、リエちゃんはこの先イタチが何をしたとしても、彼の優しさを信じ続けています。
という裏話でした。
三人のほのぼのストーリー、皆様に少しでも楽しんで頂けたなら幸いです。
長文失礼しました。
2016年1月1日