彼氏と親友に裏切られた少女は今…… 【黒子のバスケ】
第10章 破滅へのカウントダウン
「おはよー、みんっ!?な、何よこれ!!」
教室に入ると、私の机にたくさんの落書きがしてあった
「だ、だれよ!こんなことしたの!」
あれ?でもなんでみんな、手にペンなんて持ってるの?
まさか!!
「ま、まさかみんなが私の机に落書きなんてしてないよね〜??」
私はなるべく笑顔で問いかけると、クラスのリーダーである真夏が私に近寄ってきた
「そんなことするわけないじゃん!なんであたし達だって決めつけるの!?
今までずっと一緒にやってきたのに!!」
真夏の今までにないくらいの気迫に私は、驚いた
いつも私の前ではオドオドしている真夏がここまでいうなんて……!
あんなに私に従順で、可愛かったのに!
私は今までに味わったことのないような、気持ちでいっぱいだった
すると、いきなり放送がかかった