第7章 辛い
仕事が一段落し昼食にする事にした
席に座り食べていると目の前に誰かが座った
「仕事終わりましたか?」
「鬼灯さん。一段落したので」
「私は午前中でだいたい終わらせました」
(さすが鬼灯さん)
昼食を食べていて里奈の手が止まった
「どうかしましたか?里奈さん」
「いっいや‥別に」
目の前に赤くいかにも辛そうなキムチがあった
「あなた辛いの苦手なんですか?」
里奈は小さく頷く
「苦手ならなぜこれにしたんです?」
「キムチだとは知らなくて‥」
鬼灯に目で訴えるが鬼灯は首を振った
「私も辛いのは苦手なので無理です。責任もって食べて下さい」
「鬼灯さん苦手な物あったんですか!?」
「そりゃありますよ‥さっさと食べなさい」
キムチを口にいれた
「かっ辛い‥」
「当たり前です。キムチ何ですから」
里奈はちびちびキムチを食べた
「よく食べましたね里奈さん(ナデナデ」
「辛かった‥」
「さて仕事を片付けましょうか‥」