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声優~短編集~

第2章 料理男子『安元洋貴』


私には恋人がいる
年上で優しくて、料理上手な人

~~~~~~~

「ふぅ…」
仕事が一段落して休憩ルームへ
ふと、スマホを見る
LINEがきていた
(安元さんからだ…)

『今日、仕事早く終わりそうなんだが
玲奈は?』
(今日は早いんだ…)
『良かったら家に来ないか?』
(お誘い!)

『私も今日は早いと思います
終わったらお家に寄らせてもらいますね!』
(私達はまだまだ付き合いたて…
お家に行くのも、安元さんが忙しいから
なかなか行けない…)

『分かった、気を付けて来いよ?』

『はい!』

~~~~~~~~~ 

「お先に失礼します!」
「お疲れ~」
周りから聞こえる労いの言葉に
「お疲れさまです!」
笑顔でこたえ
ロッカーに行くと
「玲奈!」
「あ、沙耶ちゃん!」
同僚の沙耶ちゃんが話しかけてきた

沙「何何?今日はデート?」
(ニヤニヤしてる…)

「お家デートだよ」
沙「いいなぁ…」
バタンッ
着替えを済ませ
ロッカーに鍵をする

「それじゃあ、沙耶ちゃん
仕事頑張ってね!」
沙「はーい…あたしも彼氏欲しいな…」
恨めしそうな顔して
オフィスへと戻っていった

そして、会社を出てから
(とりあえず連絡しとこう…)

『今から向かいます』
すると、すぐに返信が…
『待ってる』
たった4文字が愛しく感じた
ニヤニヤしながら歩いてる様は
さぞかし、可笑しいだろう

「早く行こ!」
【会いたい】
ただ、それだけだった

彼は忙しい人…
我が儘なんて言ってはいけない
だから、メールも電話もなかなか
自分からは出来ない
それを知ってか知らずか
彼は忙しい合間をぬって連絡をくれる
たった数分でも彼の声を聞くと安心するんだ

~~~~~~~~

ピンポーン…
「はーい」
ガチャ
「こんばんは!」
安「いらっしゃい、入って?」
「はーい、お邪魔します!」
(あ、良い匂いがする…)
安「仕事お疲れさま
カレー作ったから食べよ」
「え、本当ですか?
ありがとうございます!」
リビングにいくとカレーの良い香りが

安「はい」
器に盛り付けられたカレー
「美味しそう…」
安「じゃあ、食べるか」
「はい!」
パクっ
「美味しいです!」
安「なら、良かった」
笑顔を浮かべる安元さん

ずっとこんな日常が続けばいいな…

けど、たまには私も料理しなきゃね!笑
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