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星の砂【銀魂】

第19章 約束は早くしたもん勝ち


『あの…「はーい、そこのお兄さんとお姉さん!ウチで今くじ引きやってるんですけど良かったら引いていきませんか?」

突然私と銀さんの間から顔を出した人物に銀さんはガクッと肩を落とす

「てんめッ空気読めや、ハゲ!!」

「ハゲてないです。1等は宇宙旅行、引くだけ引いてみてくださいよ旦那!」

「冗談じゃねェ、地球も制覇してないのに宇宙になんていけるかよ」

『あ、じゃあ私引こうかな』

そう言ってオジさんの持つくじ引きの箱に手を入れる

「な・に・が出~るっかな?何が出るかな~♪︎」

「その歌やめてくんない?腹立つから」

パッと手に取った紙を開く

「残念ッ宇宙旅行じゃなかったですね」

「ほらな、そう簡単にはいかねェんだよ」

そう言って腕を組み頷く銀さん

『ねぇ、銀さん。今度の日曜日って空いてたりする?』

「あ?何だよ急に…なんかあんのか?」

『うん…一緒にパフェ食べに行かない?』

「パフェ?」

『うん、パフェ!』

そう言って"パフェ食べ放題"と書かれた券を銀さんに見せる

「…。」

『2等当たりました。』

「お前…マジ天才じゃね?」
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