第8章 両片想いが喧嘩した結末は ー朔間零ー
終わりました。
あぁ、また長くなった。
そろそろ中編集にしようかな…?
どうでしたか…こんな、さっさとくっつけ書くの初めてでした。
アドニスくん…アドニスくん………羽風さん………
出番少なかったりなかったりしてごめんなさい
今回のお話の裏設定があります。これを見て再び読んでいただけるとまぁ……面白くはならないな、へーっとはなります。
宗
↑ 初恋
初恋 ↓
あんず
↑ 好き
気になる↓
零
あんずちゃんと宗さんは初恋どうしだったんですね。僕のように逃げるなと言ったのはあんずちゃんに何も言えなかった自分のようにという意味です
結局、あんずちゃんの気持ちに気付かぬまま、宗さんの気持ちに気付かぬまま二人は初恋を終えてしまうのですが。
最後の最後にあった初恋の人はもうどこにもいなかった…というのはあんずちゃんから初恋の未練が完全に消え去ったことを意味します。
宗さんはどうなんでしょうか?
考えた結果、お守りさんをあんずちゃんに渡してしまった頃から自分はあんずちゃんを守る存在であろうと思ったのです。
それでも自分の初恋は終わらないのなら…もう一度諦めるきっかけを作ろうと新しいお守りさんをあんずちゃんに渡したわけです。
お守りさんは宗さんがあんずちゃんへの初恋を断ち切るためのものだったのです。
屋上から出ようとした宗さんが見たのはこちらを見てあんずちゃんのブレザーにお守りさんを入れる零さんの姿。
それを見た宗さんはあんずちゃんへの思いを断ち切れた。なぜなら、あんずちゃんお守りさんをが拾おうとせず、零さんが拾ったから。
自分の横を通り過ぎて自分の後ろにいる零さんの元へ駆けていくあんずちゃん。
このお話は、宗さんの切ない初恋の終わりでもあるわけです。
と、まぁ長ぇ…と我ながら思いますが書いてて楽しかったです。
※にーちゃんのメーデー消えそうです、お知らせしておきます