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憧れの世界

第1章 始まり


私の名前は高峰瑠衣
私には夢がある。
それは………声優になること!
憧れのあの人と同じ舞台に立ちたい!
そう思った私は声優になるために
声優を育成する専門学校へ……

そして、今日から私は……念願の声優に!!
これからが私の本当のスタート
いつか……あの人と共演できる日を夢見て…

「ん~……ハッ!」
慌てて起きて時計を見ると
-8時50分-
「後10分しかない!?」
急いで洗面所へ行き
顔を洗うと寝ぼけていた頭が冴えてくる

「あ~、やばいやばい!」
所々跳ねている髪をとかしていると

~泣いて 泣いて 泣いた分だけ
明日へ 明日へ 繋がるのかな~

スマホから流れる音楽

「もう、こんな時に誰?…もしもし!?」
電話に出ると…

「何やってんだ、時間だぞ?」
マネージャーである神崎だった

「あ~…神崎さん…おはようございます」
苦笑いしながら言うと神崎さんは
呆れながら言った

「はぁ…どうせ、寝坊したんだろ?」
流石だ、会って間もないのに
私の事をよく知っている(笑

「ったく、下に車つけてるから早く支度しろ」

「はい!」
ピッ
電話を切り、急いで支度する

「よし!」
バッグ、上着を持ち
靴を履く

ガチャ
鍵を閉めて
階段で下まで降りる

「あ、神崎さん!おはようございます
すいません、遅くなって…」
 
「言い訳は後で聞いてやるよ
ほら、乗れ」
ガチャ
「は、はい」バタンッ

車に乗りこんだ

車が動き出してから少しして
神崎さんが
「…で、何で寝坊したんだ?
今日、顔合わせだぞ?」
笑いながらそう言ってきた

「うぅ…緊張しちゃって眠れなくて…」
俯きながらそう言うと

「フッ、だろうと思ったよ」

「すいません…」

「まぁ、まだ時間はある
大丈夫だ」

「え、9時半からじゃないんですか!?」

只今の時刻-9時10分-

「正確には10時からだ」

な、なんですと!?
「どうせお前、寝坊すると思ってな」

「そ、そうですか…」
でも、良かったぁ
安堵した私に神崎さんが

「とりあえず、さっきも言ったが他キャストと顔合わせだ
いいか?粗相のないようにしろよ」

「は、はい!頑張ります!」

~~~~~~~~~~~

ガチャ!
「おはようございます!」
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