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恋愛っていいことなの?

第10章 忍び寄る危険


優輝side

美琴が動揺しているのが分かったから、

とりあえず叱って、落ち着かせた。

そうしなければ、あいつは仕事も出来そうに

なかったから。

でも、家に帰ったら、誉めて思いっきり

泣かしてやろう!

と考えていると美琴からメールがきた。

メールの内容を見るとちょっと過激になって

きているから、早く捕まえないと!!

俺は、職場に着いてすぐに車のナンバー

プレートを知られべてくれている先輩の

ところにすぐに向かった。

先輩が俺を見つけるとすぐに

「ナンバープレートは偽装されてる」

でも、防犯カメラの映像から犯人は分かった。

以前もストーカーの加害者として、相談記録

が残っていたと言ってみせてくれた顔写真に

俺は唖然とした。

まさか、あいつだったなんて。

それを知れば、美琴は絶対に傷ついてしまう。

「先輩、彼女の身の安全と心を守りたいんです」

「協力してもらえませんか?」

と深く頭を下げた。すると、

「最初からそのつもりだぜ」

「ただし、ちゃんと守ってやれよ」

と肩を強く叩かれた。

そして、涼介にその事実を伝えると、涼介も

動揺していたが、解決方法を聞いて安心し

作戦に協力すると言ってきた。

危険だからと言ったが、だからこそ手伝うと

聞かなかった。

涼介もそれだけ美琴が好きなんだと改めて

感じた。

作戦の決行は、今日の帰りだ。

何事もなく、美琴に気付かれず終わると

いいんだけどな。

どうなるか分からないな。

でも、絶対に美琴には指一本もふれされる

ものか ((( ̄へ ̄井)
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