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恋愛っていいことなの?

第15章 初恋の人はいい人?


涼介side

会社で仕事をしてから、学校に向かうと

校門の近くに黒の大きな車が停まっていた。

不振に思って、車と車のナンバープレートを

携帯で写真を撮った。

そして、近づいていくと駆け足でその車に

乗ろうとする黒のスーツにサングラスをした

やつが現れた。

俺は、そいつの写真も気付かれないように

撮って、嫌な予感がしてすぐに理事長室に

走って向かった。

必死に走って学校内に入ると、理事長室の

ガラスが割れているのが、外から見て分かった。

それを見て、何か起きたのか不安になりなが

ら、凄い勢いで理事長室の扉を開けた。

部屋の中を見ると、美琴が肩に怪我をして

ネクタイで止血をされていた。

その瞬間、俺は優輝に掴みかかった。

「なんで、お前が一緒に居て美琴を守れて

ないんだよ!」

美「急に襲われたから仕方なかったんだよ」

「でも、お前や理事長さんを守るために居ん

じゃねぇのかよ!」

「なぁ、違うのかよ!!」

優「確かに、俺は責任を果たせてなかった」

「美琴が怪我をしたのは「私のせいだよ」」

美「理事長が危ないと思って、身体が動いた

私が悪いの!」

美「だから、優輝を責めないで」

と美琴がとても大きな声を上げて怒るのを

俺は初めて見た。

そう言われると、俺は何も言えなくなった。

でも、じゃあもしかしたら今さっき見たやつ

らが理事長さんを襲った犯人かもしれない。

「優輝、襲われたのは俺が来る何分前だ?」

「10分前くらいよ」と隣の女性が答えた。

「なら、もしかしたら俺が見たやつらが

犯人かもしれない」

「車とナンバープレートと車に乗り込んだ

男の写真を撮ったから、それから何がなんで

も犯人を見つけろ!」

「そうしたら、許してやるよ!」

と言って、優輝に写真を転送した。

そんな事をしていると、警察と救急車が来た。

「優輝、お前はきちんと仕事をしろ!」

「俺が美琴に付き添って病院に行くから、

必ず犯人を見つけろよ! アホ」

と言って、喝を入れてやった。

あいつ、俺が来たのを見て安心しゃがった

からな( ̄ヘ ̄メ)

こういう時こそ、しっかりしないといけない

のに、全くあいつはダメだなf(^_^)
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