第15章 初恋の人はいい人?
美琴side
私が起きると、優輝は優しい笑顔で見つめて
いた。
それが恥ずかしくて、布団を被ろうとしたら
「はい、隠さない」
「可愛いんだから、見せてよ」
と阻止されてしまった(><)
仕方ないと思いながら時計を見ると、ちょっと
早い時間だったから
「優輝、お風呂入る?」と言うと、
「え、一緒に入りたいの?」
と優輝が言うので、枕を顔にぶつけようと
したら抱きしめられた。
そして、そのまま抵抗は虚しく終わり、
お風呂場に連れていかれたから(>_<)
「私は朝ごはん作るから、優輝だけ先に入っ
てき「一緒に入りたいから、却下!!」」と
言ってる途中で断られた(T^T)
優輝に目で訴えても
「美琴が可愛いのがいけないんだよ」と
服を脱がされて、洗われてしまった。
まぁ、優輝が笑顔で楽しそうだからいいのかな?
ただ、優輝に後ろから抱きしめられて髪を
ドライヤーで乾かされたのは、めっちゃ恥ず
かしかったよ(T^T)
でも、優輝はどこか不安そうな顔もしていた。
多分、この平穏な時間が続かないのを知って
いて、そんな時間を少しでも長く感じたかっ
たのかもしれない。