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恋愛っていいことなの?

第15章 初恋の人はいい人?


美琴side

私は、また涼介を傷付けてしまった。

何で周りに迷惑をかけないようにしてるのに

こんなにも色々なことが起こるの?

私の何がいけないの?

どうしたらみんなが笑顔になれるのかを考え

ても分かんないと思っていると、

「美琴、誰も悪くないよ」

「みんなが自分の欲しいものを得ようとする

から、問題が起こるんだ」

「それを考えても仕方ないんだよ」

「だから、今回の問題が解決してからきちん

と涼介とも向き合えばいい」

「今、大切なことは美琴が笑顔で俺や涼介の

そばにいてくれることだから」

と優輝に言われて涙が止まらなかった。

そんな私を見て「最近、泣き虫だな(笑)」

と言って、優輝が私の頬を引っ張った。

「美琴が笑顔じゃないと、俺たちは嬉しく

ないな」

「よく言うじゃん」

「笑う門には福来るってさ!!」

「美琴が笑ってれば、良いことが起こるよ!」

「だから、笑ってろ!」

と優輝に笑顔で言われて、最近は心から笑って

ないことに気付かされた。

だから、一生懸命に笑顔をしょうとしたら、

「美琴、泣き顔で笑っても説得力ないよ(笑)」

「でも、気持ちは分かったし、可愛い(><) 」

と言って、手で涙を拭ってくれた。

だから、優輝にありがとうと言って、恥ずか

しいけどキスをした。

すると、ぎゅっと抱きしめられて玄関から

ベッドまで連れていかれたので(>_<)

「あの、えっと、今日は・・」

と一生懸命に言うと、優輝は

「分かってるよ!」

「今日もゆっくり一緒に抱き合って、寝るだ

けだよ」

「明日、ちゃんと理事長さんと話すために

心と身体を休めよう(*^^*) 」

と言って抱きしめてくれたので、素直に甘え

て寝てしまった。
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