第115章 スタンドの第六感は当たる。
(銀時・土方:将軍かよォォォォォ!!)
ザビエルじゃなかった。スタンドに紛れて実体の人間が追い掛けてきていた。ブリーフ姿で。その格好については特に追及せずに銀時は盛大なツッコミを入れる。
銀時「なんであいつスタンドに紛れて追って来てんの!?将軍いたら攻撃出来ねーだろうが!!」
空気読めよ!そう言わんばかりに怒り叫ぶ銀時。そんな銀時に対して土方は残念そうな顔を浮かべ、深く目を瞑りながらため息を吐く。
土方「領域展開披露する機会がなくて残念だ。」
銀時「何見栄張ってんだよ!テメーは領域展開なんて出来ねーだろうが!」
土方「呪いは呪いでしか祓えねーんだよ。」
銀時「そもそもオメーは呪術師じゃねーだろっつってんだよ!」
五条悟気取りで特級呪術師のように語る土方。呪術師ですらない土方が、上級技である領域展開を行なえるはずがない。その見栄に銀時は苛立つ。
そんな銀時へと反論を述べようとする土方だったが、ふとここで銀時の手に掴まれている浴衣に気が付いた。
土方「ん?つーかお前!それ!将軍の浴衣じゃねーのかよ!!」
銀時「あれ!?いつから札と入れ替わってやがったァァァァァ!?」
ヅラ子「それも最初からだ愚か者ォォォォォ!!」
唯一冷静なのはヅラ子一人。二人とも最初から過ちを犯し、気付いていない事をツッコむが、そんな事で将軍達の追送がやむはずもない。三人は叫びながら旧館内を駆け抜けた。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!」
第百十六訓へ続く
- 次回予告 -
波乱に巻き込まれる肝試し!
銀時達の暴走で将軍の運命は!?
一方、その場に取り残された葵咲と松本の間では
松本が内に秘めた想いを葵咲に告げる…?
キャラ達の恋に変化が生じるかも!
次回もお楽しみに♪٩(๑^o^๑)۶