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銀魂 - 雪月花 -

第85章 やましい事は顔に書いてある。


眠らない町、歌舞伎町。
華月座で一日の仕事を終えた一郎兵衛は夜遅くに帰路につく。
夜でも明るい街並みだが、それとは対象的に街灯が薄暗く照らす場所もある。そんな薄暗い道端に一つの露店が出ていた。机に白い布を掛け、対面式で座るよう椅子が置かれている占いの店だ。座っていた占師の女が、目もくれずに通りすぎようとする一郎兵衛に声を掛けた。


占師「あらぁん♡良いオトコ♡ねぇお兄サン、良かったらうちで占ってかなぁい?」

一郎「あ?」
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