[HQ]. DREAM and LOVE (R18)
第2章 突然の誘い
『で、なんで私が此処に呼び出されてるわけ?』
?「怒んなよ、な?ほらさァ、ちょっと翔羽が必要だったんだよ。な?わかるだろ?」
『いや、わかんねーよ』
申し訳ないと思ってない、ニヤニヤとした顔をこっちをコッチに向けてくる男。
黒尾鉄郎。
私の幼馴染み。そして兄貴みたいな感じ。
黒尾には昔、よく助けられてた。けど。
確かに助けられたけど…。
『いや、私はもうこの学校に来る意味なんてないと思うんだけど?しかもバレー部に』
そう、黒尾に無理矢理連れてこられた場所は。
私が元々行っていた高校。"都立音駒高等学校"
黒「いや、どーせ翔羽暇してるだろ?だから暇潰しにって感じでさ?」
『いや、暇じゃねーし。無駄な体力消耗したくない』
黒「無駄って酷くねーか?」
そう言い合いながら音駒のバレー部がいつも使ってる体育館に仕方なくついて行った。