第9章 大好きな人の記念日だから 【橘真琴】
〜放課後〜
『真琴!今日、一緒に帰れる?』
真「もちろん、今日は部活もないしね。一緒に帰ろうか」
『うん!』
『そういえば、真琴と帰るのって久しぶり?』
真「そうだね、最近は大会とかで忙しかったから」
『お疲れ様です』
真「ありがとう、祐季に言ってもらえると疲れが吹っ飛ぶなー」
『な、なんと冗談を……///』
真「あれ?祐季、顔が真っ赤だよ?熱でもあるの?」
『大丈夫!大丈夫だから!ってそれよりも、はいこれ……』
真「ん?なにこれ?」
『いいから、開けてみて?』