第8章 大切な君だから 【竜ヶ崎怜】
渚「とりあえず、今日の放課後がチャンスだよ!」
怜「ほ、放課後ですか? そんな突然……」
渚「僕は先にプールに行ってるから、その間に告白だよ!」
怜「は、はぁ…」
そんな、突然言われても……
心の準備というものが……
どうしよう
なんて言ったらいいんだ?
素直に好きです!
がいいのか?
それとも、他に……
渚「ちゃんと言わないとダメだからね!」
怜「あ、あの……」
渚「プールに来たら結果教えてね!」
怜「あの!渚君!」
渚「放課後までに告白の言葉を考えないとねー」
僕の話をまったく聞いていない……