第6章 それってヤキモチ…? 【橘真琴】
真「祐季さ、最近おかしくない?いや、俺の方がおかしいのかな…」
『??、どうしたのマコちゃん?』
真「祐季が他の男子と喋ってたり、仲良さそうにしてると、何かイライラするんだよね…」
それって……
ヤキモチですか?
真琴さん⁉
真「祐季を独り占めしたいって、祐季の笑顔は俺だけのものなんだ!って言いふらしたい…」
『言いふらす⁉それはダメだよマコちゃん!』
真「なんで?」
なんで?ってそりゃ…
『恥ずかしいからに決まってるじゃないですか…///』
真「祐季……、可愛い!」
あ、マコちゃんが八の字眉毛をあげて笑った!
『その…、私だってマコちゃんを独り占めしたいって思ってるよ?』
真「祐季、その言葉取り消しとかダメだからね!後悔した!とかダメだからね!」
『う、うん!』
チュッ………
ん?
あれぇー!
『マ、マコちゃん!ここ、外!///』