• テキストサイズ

Free! 【短編集】

第18章 1人の女として 【橘真琴】




言ってしまった…………
今までの関係が崩れる音がした


真「俺でいいの?本当に」

『真琴がいい、真琴だから渡したいの………』

チュッ

一瞬だけど唇に何かが重なった
それが真琴の唇であることに気づくのは、そう遅くなかった


真「俺、ずっと好きだったんだよ祐季のこと。ずっとずっと大好きだった」

『え?だっていつも私のこと子供扱いしてたから、てっきり恋愛対象に入ってないのかと……』

真「子供扱いでもしてないと、祐季への気持ちが溢れてしまいそうだったから。本当はずっと、祐季のこと1人の女として好きだった……」

『私も、真琴のこと1人の男として好きだったよ……』


私達の今までの関係は壊れた


これからは恋人としての関係が続く


真「絶対に祐季のこと離したりしない。祐季は俺の彼女だ」


真琴って結構、
束縛とか強かったりするんだよね

でもそういうところも好き

/ 123ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp