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短編集

第1章 告白~ 黄瀬涼太


2人してベットに横たわる。正直、まだ信じられない。自分が彼女を抱いたという現実に・・・。
「あっ・・・あのっ・・・っち?」
俺は恐る恐る彼女に声をかける。
『何?』
「・・・痛かったっスよね?」
正直、聞くまでもないかと思った。何故なら、破瓜の名残で赤く付いていた。
『うん、ものすっごく』
「・・・ゴメン・・・」
『謝るの?』
「っ!」
『黄瀬君?』
「・・・さっきは涼太って呼んでくれたのに・・・」
『だって・・・さっきは・・・』
「俺、勢いじゃないっスよ?本っ当に・・・が欲しかったから・・・」
俺は真剣な表情で彼女を見た。
『っ!!』
「愛してるっス!」
俺は彼女を抱きしめる。
『・・・涼太・・・うん、ありがとっ。・・・私も、好き』
「?!」
名前、呼んでくれた?その上、好き・・・って?!聞き間違いじゃないっスよね?
『大好き・・・』
チュッ 額に口付けられた。
「?!」
驚いた。嘘じゃ、ないっスよね?!俺の妄想でも?!顔が赤くなるのがわかる。
『クスッ』
そんな俺を彼女は笑顔で見守っていた。
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