第5章 変わらない関係
私が うん"と言うと翔は
枕元にある棚からゴムをとる
着け終わると彼は私の手をとって
彼のモノを触らせる
「……っ」
ゴムの感触…すごく硬い…
『入れるな…』
「うん……んっ……はぁっ!」
『あ…全部入ったな…』
悪戯に翔は笑う
…かっこいいよ……
「翔…好きっ…はぅぅ…」
『俺も』
また交わす
行為中だけの好き
それでも私は幸せで
『んっ……凛…』
自分からキスをしてみる
翔から漏れる声がすごく色っぽい
「翔かっこいいよ」
『今日も甘え上手だなぁ……』
「っっ…んぅ…」
今度は翔からキス
普通の恋人同士だったなら
きっともっともっと幸せだったんだろうな
ちょっとした私の高望み