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【ハイキュー】ウシワカイモウト

第50章 ・TVゲーム その2


「文緒ちゃんも心なしか嬉しそうだねぇ。」
「私この苺クリームのが特に好きなんです、天童さん。」
「へー。若利君は。」
「どれも悪くない。」
「全部好きなのね。」
「兄様ですから。」
「ブフォッ。」
「それでまとめられる辺りが若利クオリティだよな。」
「瀬見、それはどういった意味だ。天童は何故笑った。」
「若利君、そこは深く気にしちゃダメよん。」
「お前らはまた、若利で遊ばない。」
「いいんじゃねーの、たまには。」
「いや隼人、文緒さんが来てからこっち常習化してるだろ。」
「だめです兄様、人前です。」
「あ、牛島さんがまた文緒乗っけようとしてますっ。」
「こら、若利っ。」
「牛島さんて文緒絡む時はホントに変ですねっ。」
「ちょっと五色君、私のせいじゃないよ。」
「変だと言われるのは心外だ。」
「さっきの奇行でそれを言える貴方は流石です。」
「白布、お前もか。」
「カエサル家の人みたいになってます、牛島さん。」
「川西はどう思うのだ。」
「え、えーと、野郎共の前で妹を膝に乗っけるのは奇行だと思います。」
「そうか。」
「おし、川西よく言ったっ。」
「あ、お茶がない。文緒ちゃーん。」
「少しお待ちくださいな。」
「自由かっ。」
「瀬見、天童の場合は今更じゃねーの。」
「はいどうぞ、天童さん。五色君もお茶いる。」
「くれっ。」
「はい。」
「文緒さんはいい子だなぁ。」
「大平もそう思うか。」
「でも可愛いからって人前で抱っこするのはやめような、若利。」
「ついやってしまう。」
「我慢して。」
「わかった。」

おやつタイムは過ぎていく。
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