幻影旅団の幼馴染み【HUNTER×HUNTERA】
第9章 ~最終試験~
試合開始と同時に相手を挑発してみた
『2連戦だけど大丈夫ですか?私、女なんで言い訳になりませんよ?』
「ウルセ一悪いけど手加減しね一ぞ」
あらら、簡単に挑発に乗ってきた。バカだろあいつ
『そうですか。ではこちらも最初から本気で行かせていただきます。』
私は顔につけてあった仮面をとり、羽織っていたコートをハンゾーに向かって投げた。ハンゾーの動きが一瞬とまる
その隙に私は背後に回り込み左腕をとって折った。
「痛ェーー!!!!」
『それゴンの分ね。無理やり折ったからくっつくには時間がかかるよ。
次は右腕を折るよ。まいったって言ってくれないかしら?』
「誰か言うか。今のは少し油断しただけだ。次は食らわねぇ。」
『そっか。じゃあ仕方ない。
右腕じゃなくて右手の爪から順に剥がしてあげるよ』
そう言って私は走った。
どうやらハンゾーは私のトップスピードには追い付けないらしい
簡単に右手をとった私は軽く右手小指の爪を剥いだ
「っ~~~~~~~!!!
まっ、、、まい、、った、、、!!」
ハンゾーの声にならない叫びが響きハンゾーは降参した
『フゥ 私の勝ちですね♪』
こうして私はハンター試験に合格した。