第1章 *Candy*
和くんの目をじっと見た
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和くんもまっすぐあたしを見てる
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和「いいよそれでちゃんの不安が無くなるなら」
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だって仕事なのに喋らないなんてできるわけない
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「女友達とも会わないで」
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和「会わない」
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だけど和くんがくれる言葉は
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あたしの心にある不安を消してくれる
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和くんの肩に顔を隠した
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「ウソ、喋っていいよ…会っても…いい」
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和「俺…ほんとにちゃんだけでいんだけどな」
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ため息をついた和くんをギュッと抱きしめる
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「…ごめんね今日あたしダメだ」
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和「(笑)」
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「…だから和くんご飯作って」
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和「(笑)いいよ何食べたい?」
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優しくされるとね
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和くんが優しいと嬉しいけど苦しくなるの
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あたし和くんが好きなの
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