第1章 *Candy*
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必死に喋ってる真緒が可笑しかった
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「真緒ちゃん落ち着いて?」
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真「落ち着いてる…だからちゃんと教えて」
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咳払いをしてイスに深く座り直した
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「分かってるよ、あのね?櫻井くんは何でもないの…ね?
で、あたし好きな人ができてね?」
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そこまで言うと
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黙って聞いてた
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真緒のテンションが上がる
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真「だから、それが櫻井くんでしょ?!」
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「(笑)違うってあのね…二宮くんなの」
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てっきりキャーって騒ぐと思ったのに
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真「なんで二宮くん?」
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冷静な声が返ってきた
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「なんでって…あのそれでね?」
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真「二宮くんはやめたほうがいいよ…」
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真緒の真剣な顔に
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心臓がドキドキしだす
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どうしてそんなコト言うの?
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