第1章 *Candy*
会社の外に出たけど
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二宮くんの姿が見えない
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そのまま地下鉄の方に歩いて行ったら
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入口の所に立ってるのが見えた
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声をかけようとしたら
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佳「二宮!何してんの?こんなとこで」
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二宮くんの同期の佳依ちゃんが先に声をかけたから
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どうしよう…と思って
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とりあえず
そのまま地下鉄に降りようとしたら
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和「先輩!」
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二宮くんに呼ばれて
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3人で地下に降りた…
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なぜだか佳依ちゃんを真ん中に電車に乗って
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2人が喋ってる話を上の空で相槌打ってた
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佳「二宮家こっち方面だっけ?」
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和「ん~?まあ」
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佳「はっきりしないわね!そんなだから彼女もできないのよ!ねぇ先輩!?」
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「(笑)」
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和「は?も、お前さ黙れよ」
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佳「うっさいよ1年も片思いしてないでさっさと告れバーカ」
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和「かよ…頼むから黙って?で、早く降りろよ」
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