第1章 *Candy*
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「で、いつ行くの?」
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真「まだ決まってない」
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「は?」
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真「今度ご飯でも行こうねって」
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で?
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「真緒はなんて言ったの?」
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真「はい//って」
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「え?それだけ?」
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真「うん♪」
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天然カップルか!・・・
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真緒の嬉しそうな顔を見ると
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突っ込めなくて…
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そのままじゃあねって別れた
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あ~
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先輩やっと動いたのに…
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今度ってなに…
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普通今日とか明日とか
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日にち指定するでしょ?
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先輩って仕事できるけど・・やっぱり天然なんだろうか?
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ふふ(笑)
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真緒の嬉しそうな顔を思い出したら
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こっちまで嬉しくなる
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でも・・・
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その後には悲しくなってため息が出る…
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お風呂上り
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寛いでたら直輝から電話が鳴った
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「もしもし」
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直「あっもしもし?あのさ明日暇だろ?」
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「は?何なの?暇前提って
あたしだって休みの日に予定ぐらいあるわ!」
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直「あっ…そうなの?」
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急にトーンダウンした直輝
「真緒と買い物行くんだけど」
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直「あ~、夜!夜
真緒と2人でさこの間の居酒屋まで来いよ
二宮達がまた一緒に飲みたいって」
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二宮くんね…
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真緒とね…
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また嬉しさと悲しさが一緒にやってきた
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