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FloW WorlD

第15章 VadroM World











ピピピピッ  ピピピピッ









聞き慣れたうるさい音。














ピピピピッ  ピピピピッ





カチャッ






腕を伸ばし、音の原因を押さえ込む。









『あぁ~~~~~・・・ うるさ・・・



・・・い?





・・・え・・・?』




琴乃は飛び起きた。






そこはベッド、机、ソファーだけの部屋でなく、

テレビも、目覚まし時計も、

鏡も、キッチンもある










見慣れた自分の部屋だった。
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