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FloW WorlD
第2章 ReaL WorlD
でも、やっぱり、寂しい家の中ではとてもゆっくりとした時間を過ごしている。
いやな意味で。
『ただいまー』
(あぁ。自分で思うのもどうかと思うけど、相変わらず何もない家だな。
一人でいるのは好きだけど、何もなさ過ぎる・・・。)
夕食を済ませ、シャワーを浴びて、ベッドに倒れ込む。
ここからが私の楽しみ。
部屋を暗くして、窓の外の夜景を見る。
こうしている時間がすき。
でも、いつも感じるのは孤独だけ。
『おかあさん・・・。』
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