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FloW WorlD

第42章 AngeL WorlD





アルデークは



「それでは私はここで。失礼いたします。」



と言って、荷物を抱え直し、

二人に背を向け歩き始めた。



それを見送る夫婦・・・



「まるで羽が生えているように

身軽に動いていたなぁ」



「強くて優しくて、天使のようなお方でしたね。」



地面に突き刺さったまま残されたナイフは、

いつの間にか形を変え、

白く美しい羽となっていた。


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