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FloW WorlD

第35章 BikE WorlD





二人を乗せた自転車はゆっくりと

こちらに向かって来ているようだ。



(そういえば、ここはどこなんだろう・・・

寝てたから、また夢の中なんだろうけど・・・)



琴乃はその場で体の向きを変えたり、

目や首を動かし辺りを見た。



完全に兄妹達のいた方向と真逆を向いた

そのとき、

正面から後ろへと風がサッと吹き抜け、

頬を掠めていった。



琴乃はその風に何かを感じ、

吹き抜けた方へと体を向けた。


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