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FloW WorlD

第34章 CandlE WorlD





扉を入ってすぐの所の壁に燭台置き場があり、

そこに火のついたロウソクが立ててある

皿燭台が置いてあった。



部屋の中の灯りはそれ一つだけで、

暗闇の中をほんのりと

オレンジ色に照らしていた。



その皿燭台の取っ手を

人差し指と中指で引っかけ、

親指で挟んで持ち上げた。



静かに、ゆっくりと

キョウヤの寝ているベッドに近づいた。

キョウヤの上からロウソクをかざしてみると、

変わらず気を失って、深く眠っていた。


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