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FloW WorlD
第34章 CandlE WorlD
部屋に入ると、
扉の横に一つ、扉の正面に一つ、
その横の、扉の横の一つの正面に一つ、
合計三つのベッドが置いてあった。
琴乃は扉と対角に
置いてあるベッドへ足を運んだ。
荷物や上着を一番近くの壁の角に寄せて置き、
ベッドに仰向けに倒れ込んだ。
『ふぅーーっ』と、
鼻から空気を押し出した。
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