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FloW WorlD
第32章 HermeS WorlD 2
琴乃は荷物を持って準備万端で
<酒屋&宿屋バドロム>の前に立っていた。
『どーしよう・・・
気まずいから勢いつけていっちゃったから・・・
リュウトくんの都合がいいのか、わるいのか、
聞かずに出てきちゃった・・・
ダメだったら・・・どーしよう・・・』
琴乃は青い顔をして呟いた。
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