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FloW WorlD

第26章 InforM WorlD




「でも、あれだね。

さすがに完全に力が

覚醒したわけじゃないみたい。」



『え?』



琴乃は首をかしげた。




「神名がわかったら、

普通はその神の力を

手にいれたことになって、

あの短剣じゃない、

オリジナルの武器が

使えるようになるはずなんだけど…」



リュウトは腕を組んだ。


琴乃は

自分の部屋を思い出しながら呟いた。



『あの短剣以外、

武器っぽいものは見当たらなかった』



「だよね。」



リュウトは、会わせるように頷いた。



『うーん…』



琴乃は唸った。



「はははっ!!

まぁ、そう唸らないでよ。

焦らずゆっくり、だよ。」



『ふふっ!!そうだね。』



二人は口角を上げながら言った。



「あー、なんかお腹すいちゃったよ」






「アンナさーん!!

なんか食べたーい!!」



リュウトはカウンターに

身を乗り出して叫んだ。



『あっ!!私のもお願いしまーす!!』



続けて琴乃も身を乗り出して叫んだ。

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