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FloW WorlD

第24章 NameS WorlD 2





ベッドには、

淡く光りを放つ短剣を

胸元で握りしめている琴乃の姿があった。


よく見ると、冷や汗をかき、

呼吸も乱れていた。


部屋の中の空気は下よりいっそう緊張感と

重みがあり、短剣からわずかに

力が漏れているのが感じられた。


リュウトは顔をゆがめた。


「・・・!!

力が暴走しかけている・・・!!

事が運ばれるのが早すぎる!!」


リュウトは何があっても良いように身構え

琴乃を見張ることにした。

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