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FloW WorlD

第24章 NameS WorlD 2





少女はまたあどけない顔で笑った。



「あれ? 考えたことなかったの?

あんな真夜中で、

すでに燃え広がっている炎の中、

どうやって助かったの?」



気づけば空間は元に戻っていた。



そうだ。考えてみれば。


火事が起きたのは深夜、


しかも気付くのが遅くて


すでに炎は全体に広がっていた。


そんな中、自分は幼い。



『なんで・・・。  あり得ない。

普通なら助かるはずが・・・ない・・・』



琴乃の体は震えている。


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