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FloW WorlD
第22章 DaggeR WorlD
琴乃はベッドに力なく倒れた。
バフッ・・・
白い埃の粒が舞った。
『疲れた・・・』
体は重く、頭もあまり働かない。
コンコンッ
扉をたたく音がした。
が、扉は開かず、外から声がした。
「琴乃ちゃん?
そろそろご飯が出来るけど、
下に来られるかしら?」
アンナの優しい声が聞こえた。
でも、体を起こす、
という作業すら億劫だった。
『すみません・・・今日はもう寝ます・・・』
そう言った。
「わかったわ。ゆっくり休んでね。」
『はい・・・』
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